アニメーターに向いているのは、まず何といってもアニメーションが好きな人です。アニメを見るだけでなく、自分で動かすことにも興味があるでしょうか。自分の描いた絵がどんなふうに仕上がるだろうと考え、楽しくなる気持ちがあるとアニメーターになれるかもしれません。また、責任感も重要な要素です。アニメーションはたくさんの人の力が集まって作られます。自分の仕事が遅れれば他の人に迷惑をかけてしまいます。締め切りを守る、きちんと仕事をするという責任感があることが大切です。最後に、アニメーターの仕事に情熱を持ち、収入は二の次と考えられることです。アニメーターという仕事は下積みなどを経てプロになるので、すぐに稼げる職業ではありません。挫折してしまう人も多い中で情熱を持ち続けて諦めないことが最も大切になってきます。

アニメーターはどんな仕事をしているのか

アニメーション作品には企画、シナリオ、仕上げ、撮影などの工程がありますが、アニメーターはその中の作画といわれる部分を主に担当します。作画は背景やキャラクターなどの動きを一枚一枚絵に描いていく仕事です。作画の際は、企画やシナリオに沿った絵を指示通りに描きます。絵には「原画」と「動画」の2つがあり、現場では「原画マン」と「動画マン」が存在します。「原画マン」は脚本家の書いた脚本と演出家が考えた絵コンテをもとに、アニメーションの動きのポイントとなる絵を描いていきます。「動画マン」は、原画と原画をつなぎ、動きを与える絵を原画マンが指定した枚数を描きます。新人は、動画からの担当が一般的となっています。最終的に集まった絵を作画監督が微調整することで、統一感のある仕上がりになり、アニメーションが完成します。

アニメーターの魅力・やりがいとは

アニメーターのやりがいは、何といっても自分の絵が一つの作品として完成した時です。この仕事は単純作業の繰り返しという面もあり、人によっては飽きて辞めてしまうこともあります。それを乗り越えて自分の絵がテレビや映画の中でいきいきと動くのを見た時には、感動のあまり震えてしまうアニメーターもいるとのことです。経験を積んで一人前になると、作品の最後に流れるエンドロールに名前が載ることもあります。下積み時代の苦労が報われ、大きな達成感を味わえる瞬間でしょう。また、毎日たくさん絵を描いていると、絵を描くスピードや技術も上がってきます。新人の頃と一年後の絵を見比べると、圧倒的に違ってびっくりする人もいます。苦労して描いていた絵が難なく描けるようになったときは、自分の成長が感じられ、日々前進していると思える瞬間です。