アニメを制作するにあたって必要不可欠な職業の一つにアニメーターという方達がおられます。アニメは少しずつ違った一枚絵を繋げることでキャラクターなどの動きを表現しますので、その一枚一枚の絵を作画していかなければならないのです。その作業はアニメの仕上がりに直接大きな影響をもたらしますので非常に重要な仕事です。そんなアニメーターを目指すためには特別な資格をとったりすることは必要なく、何より絵を描く能力が一番に求められます。作画に必要なデッサン技術は独学で学ぶことも可能ですが、美術系の大学、アニメーションの専門学校や、近年増えている大学のアニメーション系の学科でデッサンやイラストの技術を学ぶ方が多くおられます。その後、アニメーション制作会社に就職することでアニメーターと呼ばれるようになるのです。

アニメーターの具体的な仕事内容とは?

アニメーターの具体的な仕事内容としては、大きく分けて「原画」を描く担当と「動画」を描く担当に分かれています。原画とは、絵のついた台本のようなものである絵コンテからカットごとに描かれた一枚絵のことで、その名前が有名になる方もおられます。その原画と原画の間を繋いで動きを出すための沢山の絵を描いていく動画と呼ばれる絵の作画が必要なのです。まず、アニメーターとなった初めのうちは動画の作画を担当することがほとんどです。元となる原画から一枚一枚鉛筆で下書きをして、チェックをし、カラーをつけて仕上げるのです。それぞれ分担して作業しているとはいえ、30分のアニメで平均して約3千枚から4千枚ほどの作画が必要になると言われていますので、いかにアニメーターが大変な職業であるかが分かります。

アニメーターという仕事の魅力とは

世界中にファンがいるほど日本で作られたアニメーションはクオリティが高く、様々な面白さを持った作品が多くあります。そのような高い水準の日本のアニメを作るわけですから、厳しいチェックがあることや仕事量が多くて大変になるかもしれません。しかし、監督をはじめ脚本に作画、音楽や声優などの他、非常に多くの立場の人と力を合わせることで一つの作品を作りあげていくことになります。だからこそ、苦労を乗り越えた後の素晴らしい達成感を味わうことができるのです。それに、何より魅力的な点は、出来上がった作品で子どもから大人までたくさんの人が笑顔になって喜んでくれることでしょう。これが多くのアニメーターの方にとっての一番の喜びになっています。アニメに関わる仕事に就きたいとお考えの方は、多くの魅力を持ったアニメーターという仕事を選択肢の一つに入れてみてください。